バルンガフェスティバル
ダーウィンから300kmの小さな町キャサリン。そこからさらに100kmほど奥地に入ったアボリジニの村で三日間行われるアボリジニの祭典、バルンガフェスティバル。
今年で29回目となる歴史あるフェスティバルに行ってきました。
初めて訪れるアボリジニの村に少し緊張していましたがトイレで相合傘とおちんちんの落書きを発見した時同じ人間なんだと緊張は解けました。
このフェスティバルに来た最大の目的はGOMAさんがノンアボリジニとして初の準優勝を果たしたことで有名なディジュリドゥコンペディションに参加すること。
結果は、、、優勝!!!!
終わった後アボリジニの人達からもマニマック!(最高とかの意味)と声をかけてもらい一瞬アボリジニになれた気がしました。
GOMAさんに憧れディジュリドゥと出逢い、なんやかんやで気付けばアボリジニの聖地に来てて、かつて十数年前にGOMAさんが立った同じステージで優勝できたことは本当に嬉しかったっす。。。
そしてふと横を見ると焚火に巨大カンガルーを突っ込んで丸焼きにして食べているのをみてやはりアボリジニにはなれないなと思いました。
優勝賞金をGETし、先ほどのカンガルーやたぶんアボリジニの伝統的な食べ物と思われる謎の白い塊を食べました。
食べ物には味付けが必要だなと思いました。
その後、そこで出会ったディジュリドゥ職人ミッチンの自宅(ジャングルの中)を訪ね、そこではミッチンがブッシュに連れていってくれ実際にディジュリドゥ作りを教えてくれたり、夜は満月の下でアボリジニのトラディショナルな法律(男女のきょうだい間では決して会話をしてはならないなど)やミッチンの友達(カンガルーやヘビ)の事などたくさん話してくれました。
ミッチンが美味しいぞと教えてくれたアリを食べたら吐きそうになりました。(ミッチンは僕が友達であるカンガルーを食べた事を未だに根に持っている)
最近はアボリジニから薬の作り方を教わったり、ビーチで仲良くなったアボが「ちょっと待ってろ」と槍を一本持って海に向かい、しばらくすると大量のエイを着ていた服に包んで裸で戻ってきて(この人達に袋を使うという常識は通じない)ご馳走してくれたりと、気付けば白人よりアボリジニと過ごすほうが多い今日この頃、アボリジニ語が解るようになってきた今日この頃ですがディジュリドゥの旅はまだ続きます。。。
マニマック。